7月のおたより
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五感の涼を感じよう
エアコンの無い時代、高温多湿の日本では、夏を涼しく暮らすことが大きな関心ごとでした。そのため、五感で「涼しさ」を取り入れるための工夫をこらしてきました。ふすまや障子(しょうじ)を取り払い夏障子に変え、すだれやよしずが出番を迎えます。涼しげな金魚鉢、いぐさの香り、水滴のようなぷるぷるの葛餅(くずもち)、川床へのおでかけ…、涼を楽しむアイデアは昔からたくさんありますね。