外国人介護人材、受け入れに前向きな事業所が大幅増 介護労働安定センター「認識が大きく変わった」
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介護労働安定センターが今月10日に公表した最新の「介護労働実態調査」の結果で、外国人の介護人材の受け入れを前向きに考えている事業所・施設が大幅に増えていることが分かった。【Joint編集部】
外国人材の受け入れに前向きな事業所・施設は45.1%。前年度の13.1%から3倍以上に上昇した。
人材確保が一段と難しくなっていることが背景にあるとみられる。介護労働安定センターは、「外国人の受け入れに対する認識は大きく変わってきたのではないか」と指摘している。
この調査は、介護労働安定センターが昨年10月に実施したもの。全国の9077事業所・施設から有効な回答を得ている。
現在の外国人の受け入れ状況をみると、「受け入れている」が13.4%、「受け入れていない」が82.5%。既に受け入れている事業所・施設では、82.1%が今後も継続的に受け入れていきたいと答えていた。一方、まだ受け入れていない事業所・施設では、39.2%が今後の受け入れに前向きな意向を示した。
介護ニュースJoint提供
外国人介護人材、受け入れに前向きな事業所が大幅増 介護労働安定センター「認識が大きく変わった」(掲載日:2024年7月19日)