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【井口健一郎氏コラム】
人手不足解消
~職員の定着・離職防止について~
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【井口健一郎氏コラム】人手不足解消~職員の定着・離職防止について~〈2/3〉

井口健一郎氏コラム〈2/3〉

井口健一郎(いぐちけんいちろう)

社会福祉法人小田原福祉会 理事
特別養護老人ホーム潤生園 施設長

大学院卒業後、小学校教員を経て、2009年社会福祉法人小田原福祉会に入職。
大学での非常勤講師や学会での理事を務める傍ら、FMおだわらでは介護にかかわる様々な疑問・お悩みを実例に基づいた回答とアドバイスをする「市民を介護で困らせない ミンナの介護」のパーソナリティも務め、社会貢献活動にも勢力を注いでいる。

WOWOWドラマ「正体」では介護監修者として介護指導に携わる。

外国人介護職員の採用・育成・定着

介護現場で働く外国人について

 外国人が介護現場で働けるようになってからずいぶん月日が過ぎていったが、未だ慎重な事業所も多い。外国籍労働者の受け入れ状況について介護労働安定センターが8,632事業所を対象に行った令和4年度調査によれば、
「受けていない事業所」(83.9%)
「新たに活用する予定がある」(13.1%)
「新たに必要はない」(80.4%)となっている。
「新たに活用する予定がある」と答えた事業所の受け入れ方法(予定)は、「技能実習生」(43.2%)で最も高く、次いで「在留資格『特定技能』」(42.4%)、「在留資格『介護』」(37.0%)であった。