現場とともに作り上げる週休3日制

職員様の働く環境を良くしたいというお気持ち、そこから週休3日制へは、どのようにつながっていったのですか？

職員の年齢が上がるとともに長時間夜勤の身体的負担が大きくなっている、ということは少しお話ししましたが、そんなときに、神奈川県で週休3日制を行っている施設があるという情報をキャッチしました。
普段から埼玉県では特養を含めた介護事業者との横のつながりが強く、職員の福利厚生や加算に関することなど、経営に必要な情報を日常的に交換するなどしています。我々の先駆的取り組みを応援してくれている他施設の方から、「先日、週休3日制のセミナーに出たんだけど、春輝苑ならできるんじゃない」って教えていただきました。そのセミナーの主催に連絡を入れたら、直接施設を紹介してくれて、その神奈川の施設はその年にオープンしたばかりだったのですが、電話をしたら「ぜひ一緒にやりましょう」って快く引き受けてくれました。人材難の介護業界で、その施設では新卒採用や人材紹介、人材派遣を使わずにオープニングスタッフを配置数とおり採用したとのことで、伺うとシフト表からノウハウまで、すごく丁寧に教えていただきました。