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【土井勝幸氏コラム】
「在宅復帰」を考える
〈2/3〉

【土井勝幸氏コラム】「在宅復帰」を考える〈2/3〉

土井勝幸氏コラム〈2/3〉

土井 勝幸(どい かつゆき)

医療法人社団東北福祉会 介護老人保健施設せんだんの丘施設長
学校法人栴檀学園 東北福祉大学特任教授(兼任)作業療法士

これまで全国老人保健施設協会理事、日本作業療法士協会副会長等を歴任。
現在は宮城県老人保健施設連絡協議会監事、全国デイ・ケア協会副会長を務める。
宮城県や仙台市の介護や地域医療関連の委員も多数務める。

第1回では少し固いお話ではありましたが、主に老健の役割についてご紹介させて頂きました。その中で特に強調しておきたかったことは、老健の大事な役割として、入所者の在宅復帰を目指した支援を行い、復帰後も継続した地域生活支援をリハの視点で行うことを制度的にも役割として求められているということです。その役割を一言で表現すると、「在宅復帰・在宅療養支援機能」であり(図1)のようなイメージ図となります。