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【杉浦永子氏コラム】
怒りのコントロール〈2/3〉

【杉浦永子氏コラム】怒りのコントロール〈2/3〉

杉浦永子氏コラム〈2/3〉

杉浦永子(すぎうらながこ)

第一印象研究所 代表 笑顔3割増しコンサルタント
日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントコンサルタント

「笑顔3割増しをモットーに」 客室乗務員、介護職の経験を活かし2006年からマナー&コミュニケーション研修講師として活動しています。心からの笑顔に惹かれ11年前にアンガーマネジメントに出あいました。日本アンガーマネジメント協会東北支部の立ち上げから関わり「怒りの連鎖を断ち切ろう」日本アンガーマネジメント協会の理念に賛同し普及活動をしています。

2.怒りのコントロール、怒りの感情と上手に付き合うために

前回、怒りの正体が「べき」とお伝えしました。
「べき」はその人の育った環境や培ったもので本人にとっては、「当たり前」のことですが、他の人にとってはそうでもないことは多々あります。
「程度」も異なります。
例えば、「時間は守るべき」に対しても30分前、15分前、始業時刻までならOK!など。

医療・介護現場では、当日の急な欠勤が問題になることがあります。欠勤の連絡方法があいまいなケースもあります。
この場合組織の中でルールを決めることが重要で、スタッフの中で価値観が異なる場合は話し合いが必要です。
例えば、体調不良や急用の場合、前日の19時までにユニットリーダーに電話かメールを理由も一緒に報告する。
急病の場合は分かった時点、始業の1時間前までに事業所へ電話をするなど。