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「第1回N-1グランプリ」
受賞者インタビュー

「第1回N-1グランプリ」受賞者インタビュー

「第1回N-1グランプリ」受賞者インタビュー

2024年12月からリフレラボで開催された「第1回N-1グランプリ」。
多くの熱意ある応募の中から見事“N-1大賞”に輝いたのは、
栃木県にある「医療法人聖生会 和の里」 平塚小夜子さまでした。

今回は、その取り組みの背景や想い、N-1大賞を受賞された感想などをお伺いしました。

◆ N-1グランプリへ参加したきっかけ

「うちの施設では、日頃からレクリエーションの一環としてぬりえを取り入れています」と職員の方は話してくださいました。
最初は平塚さまのぬりえの上手さに職員の方も驚き、さらにその影響で他のご利用者さまも興味を持たれたそうです。
平塚さまが自然と教える役割を担うようになり、その結果、施設全体のぬりえのレベルがぐんと上がってきているとのこと。
そこで今回「N-1グランプリ」に施設として参加することにされたようです。

≪平塚さまを含めた利用者さまの作品の数々≫

施設内のあちこちには、ご利用者さまの色鮮やかな作品がたくさん飾られており、平塚さまの取り組みが場を明るく彩っている様子が伝わってきます。

◆ N-1大賞の作品が出来上がるまでの経緯

≪大賞に選ばれたぬりえについて丁寧にお話してくださる平塚さま≫

平塚さまは、応募にあたり多くの下絵の中から、「雪の椿と鶴の舞い」の下絵を選ばれました。
下絵を見た時に、「とりつばきの部屋の明かりはどう表現しようか」「空のグラデーションは夕暮れ時の色合いにしたほうがより映えるのではないか」と、早くもイメージを膨らませ、試行錯誤を重ねられたそうです。

色付けがある程度進むと、ご自身で写真を撮影し、
さらに立体感を出すための工夫も凝らされたようです。
細部にまでこだわり抜き、何度も塗り直しをしながら、ご自身の理想とする世界観を丁寧に形にしていきました。
そんな完成度の高い作品ですが、なんとこの力作を、わずか数時間で仕上げられたというから驚きです。
構図の工夫や色彩のバランス、そして繊細な塗りの技術——どれをとっても丹念な時間をかけたように見える作品に、訪問した私たちも思わず感嘆の声をあげてしまいました。
そのような熱意と感性が詰まった作品だからこそ、多くの方の心に響き、大賞に選ばれたのだと感じます。
職員の方も「平塚さんの作品は、色使いや立体感がとても美しく、繊細で魅力あふれるものばかりです」と話していました。

≪普段のぬりえで使われている色鉛筆≫

◆ 技と感性のルーツ

では、なぜ平塚さまはこれほどまでにぬりえがお上手なのでしょうか。

お話を伺うと、その背景にはご家族の影響があることが分かりました。
平塚さまのご家族は、代々、手先を使うことに長けており、細やかな作業を趣味として楽しまれてきたそうです。幼いころから「手を使って何かを作る」という文化が身近にあったことが、自然と平塚さまの感性を育んできたのかもしれません。
さらに、平塚さまご自身も、ぬりえを長年の趣味として楽しまれており、コツコツと作品を描きためてこられました。今回の訪問時にも、たくさんのぬりえの作品を見せてくださり、どれも細やかで繊細なタッチが印象的で、思わず見入ってしまうような素敵なものばかりでした。

中には「この作品が欲しい」と他のご利用者さまからお願いされることもあるそうで、定期的にご自身の作品をプレゼントされているようです。
作品一つひとつに平塚さまの想いやストーリーが込められており、それらを嬉しそうに語られる姿がとても印象的でした。

◆ 喜びに包まれた贈呈のひととき

インタビューの最中、今回の大賞の賞品である色鉛筆とトロフィーを、事務局から平塚さまへお渡ししました。


突然の贈呈に一瞬驚かれたご様子でしたが、すぐににっこりと笑顔になり、目を細めて喜んでくださいました。

「ちょうど今使っている色鉛筆がだいぶ短くなってきたので、すごく嬉しいです!この色鉛筆、すごく高いからなかなか自分では買えないのよ。」と、何度も色鉛筆を眺めて大切そうにされていたのが印象的です。
さらに、「子どもと孫にも見せたいから、写真を撮って送らないと!」と笑顔でお話しくださり、家族への思いと、受賞の喜びを分かち合おうとされるあたたかなお気持ちが伝わってきました。

≪トロフィーもお持ちいただきました≫

◆ インタビューを終えて

今回のインタビューを通して、作品の素晴らしさだけでなく、その背景にある平塚さまの日々の丁寧な暮らしや、周囲の方々との深い絆を感じることができました。
1枚のぬりえには、ご本人の感性や努力はもちろん、人生の温かさがぎゅっと詰まっているのだと改めて実感しました。 何よりも、平塚さまが作品について語られるときの輝く表情や、賞品の贈呈に目を輝かせるお姿、そして施設の皆さまとの笑顔あふれるやりとりがとても印象的で、こちらまで幸せな気持ちになれる取材となりました。

この施設を担当する当社のリフレサポーターもこの笑顔です。

この度は、お話を聞かせていただき本当にありがとうございました。

なお、次回の第2回「N-1グランプリ」の開催2025年冬ごろに開催を予定しております。
どうぞお楽しみにお待ちください!