第7回施設経営者インタビュー清雅苑　野尻晋一氏

施設の運営、経営の今を読み解く「Management Rules（マネジメント・ルール）」。
第7回は、昭和63年10月に熊本県第1号の老健施設として開設し、開設以来、法人の理念である『QOLの向上とノーマライゼーションの実現』に向けたリハビリテーション・ケアを実践している社会医療法人寿量会、介護老人保健施設「清雅苑」の施設長でもあり、現在、一般社団法人全国デイ・ケア協会副会長を務められている野尻晋一氏に施設運営の最前線について語っていただきました。

野尻 晋一氏

社会医療法人寿量会 介護老人保健施設清雅苑　施設長
ホームケアサポートセンター　センター長
熊本機能病院総合リハビリテーションセンター　副センター長

1982年社会医療法人寿量会熊本機能病院に入職、その後介護老人保健施設清雅苑、通所リハビリテーションセンター清雅苑、訪問リハビリテーションセンター清雅苑の立ち上げと運営に関わりながら、産学管協働による評価機器や福祉用具の開発、研究開発のアドバイザーの他、厚生労働省、経済産業省の事業のリハビリや福祉用具に関わるテーマの委員等に従事する。教育活動としてはリハビリや看護の大学、大学院での講義、教科書作成や単書の出版活動を行ってきた。
現在は全国デイ・ケア協会副会長、全国老人保健施設協会在宅推進部会、研修委員会委員、熊本訪問リハビリテーション研究会会長と多岐に渡りご活躍されています。
主な著書：「漫画でみる生活期リハビリテーション（三輪書店）」「リハビリテーションからみた介護技術（中央法規）」「新地域リハビリテーション論（共著）」など。