介護現場における夜勤は、少ない人数で多くの利用者様を見守る、重要な時間帯です。特にワンオペ夜勤では、一人で判断・対応する場面も多く、強い不安を覚える方もいるのではないでしょうか。
もちろん人員体制には十分な配慮が必要ですが、 厚生労働省が定める基準を満たし、適切に休憩時間を確保できる環境であれば違法ではありません。
本連載では、ワンオペ夜勤を安全かつ効率的に乗り切るための秘訣を全3回でお伝えします。 まずは正しい基準を知り、現場の安全を守るための体制づくりを考えていきましょう。
安全に回す!ワンオペ夜勤の体制づくり
ワンオペ夜勤の負担を軽減するには、個人の努力だけでなく「仕組み」としての体制づくりが不可欠です。特に「一人体制の時間」「夜勤業務の量」「緊急時の対応」という3つの課題をクリアするために必要な4つの体制づくりを紹介します。
一人体制の時間を短くする
ワンオペ夜勤で大きな負担となるのが、夜間に職員が一人になる時間の長さです。勤務時間そのものを変えられなくても、シフトを調整したり短時間の人員補充をしたりなど、できるだけ一人体制になる時間を短くする方法があります。
例えば、夕食や就寝介助が集中する時間帯に遅番職員が残る、起床や朝食介助が始まる時間に早番職員が入るなど、業務量が多い時間帯にシフトを重ねる方法です。