これまでは、ワンオペ夜勤を安全に回すための体制づくり、忙しい朝をラクにする夜勤記録の書き方を紹介しました。しかし、どんなに業務がスムーズに進んでも、夜勤そのものが職員一人ひとりの心身に与える負担は避けられません。
連載の締めくくりとなる今回は「夜勤明けの疲れを上手にリセットし、翌日に疲れを残さない体調管理術」について解説します。特に夜勤明けに寝れない方、寝ても眠気が残る方、疲れが取れない方、頭痛など不調が気になる方は実践していただきたい内容です。
夜勤明けの過ごし方
夜勤明けを快適に過ごすには「夜勤前」から準備を始めます。夜勤明けは「帰ったらすぐ寝よう」と考えがちですが、生活リズムが大きく崩れるこの時間をいかにコントロールするかが、プロの体調管理のポイントです。
夜勤前と夜勤中にしたいこと
夜勤前は、勤務中の疲労や眠気を抑えるため、無理のない範囲で仮眠を取っておきましょう。夜勤中は、利用者の状態が落ち着いている時間などを活用し、こまめに休憩時間を確保することが大切です。
食事は満腹になるまで食べず、胃腸に負担の少ない軽めのものを選びましょう。また、眠気を感じたときや休憩後には、肩や腰を伸ばすなど簡単なストレッチを取り入れるのもおすすめです。身体をほぐすことで、夜勤中の疲労対策にもつながります。
帰宅時に心がけること
夜勤明けに帰宅するときは、強い朝日をできるだけ避けることがポイントです。強い光を浴びると体内時計が狂い、帰宅後の睡眠を妨げる可能性があります。帽子やサングラスなどを利用して、光の刺激を抑える方法も良いでしょう。
また、帰宅後すぐのお酒やカフェインが多い飲み物は控えましょう。特にアルコールは寝つきをよくするように感じても、睡眠の質を低下させることがあります。夜勤明けはカフェインの少ない麦茶やレモン水などで水分補給を優先し、まずは身体を休めることを考えましょう。