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【川澄 弘喜氏コラム】
「介護におけるICT導入時の課題」 前編

【川澄 弘喜氏コラム】「介護におけるICT導入時の課題」 前編 (後編・まとめへ続く)

川澄 弘喜氏コラム〈前編〉

川澄 弘喜(かわすみ ひろき)

多摩大学大学院 医療・介護ソリューション研究所
介護保険施設 運営・経営アドバイザー

介護保険施行前より、特養施設長から地域包括支援センター管理者、介護保険施行後は、介護老人福祉施設、居宅介護事業所の管理者を従事しながら旧ヘルパー講習、認知症介護研修、ケアマネ更新研修等の講師を担当し、東京都第3者評価者、一般企業など介護保険事業以外でも幅広く、経験を積み続けている。

介護のICT化と生き残りをかけた選択

 介護業界において、介護保険導入後、再び「LIFE 」の導入がICT化を促進する題材となり、厚生労働省(国)は、介護現場におけるICT化を進めている。そこには「介護人材の不足」という人口構成の課題から大きな仕組みを変更するしかない現実があり、生き残りをかけた事業所の選択、運営方法、経営の仕組みが変わりつつある。