金 志純氏コラム〈2/3〉
- 金 志純(きむ ちすん)氏
CAF MOG(きゃふ もぐ)代表 / 摂食・嚥下障害看護 認定看護師
主な活動として、2014年に設立された「NPO法人 口から食べる幸せを守る会」で、理事として全国で講演や実技セミナーを開催。
2015年から日本赤十字広島看護大学摂食・嚥下障害認定教育課程で非常勤講師を務め、現在は在宅ケアで食べる事が困難な方への支援を広げていくために活動中。
食べる事に困難を感じている子どもから高齢者までが、適切なケアや支援を受けられる社会を目指し人材教育に尽力されている。
【著書】
「ケアの基本がわかる重症心身障害児の看護」共著(へるす出版)
「口から幸せをサポートする包括的スキル KTバランスチャートの活用と支援」(医学書院)
自分で食べること(自食)、食べさせられること(食事介助)
私たちは食事をする際、目で見て匂いを嗅ぎ、音や触覚などによって食物を認識し、箸やスプーンなどの食具を操作します。「何からどれくらいの量でどのように食べようか」などと判断しながら、口へ運びます。