在宅復帰を進める上で排せつが大きな負担に
近年、施設・病院から在宅に戻られた方や、ご自宅で生活されている「在宅」からの問い合わせが増えています。医療・介護の専門職を対象としたアンケート調査(2019年当社調べ)でも「ご家族が安心して在宅介護するために解決が望ましい課題」という質問に対して74%の方が「排せつ」と回答しました。この結果から在宅復帰を進めるうえで排せつが大きな負担となっていることがうかがえます。
在宅における排せつ・おむつの課題とは
施設・病院では、要介護状態になっても地域に戻り、在宅で生活が続けられる支援が強化されています。一方で在宅では病院や施設と比べ、適切な排せつ支援の情報が届きにくいことが課題です。
在宅における介護者の多くは家族になりますが、介護の専門家ではないので介護の知識や情報に乏しいことが多いため、「おむつを買いに行った際に選び方が分からず合わないおむつを買ってしまった」「おむつの使い方が分からない」などといった声が聞かれます。
また、おむつを販売しているドラッグストア等の店舗では、スタッフがおむつに詳しくないことも多く、取り扱うおむつの種類が多いため、相談を受けてもアドバイスすることが難しいのが現状です。
居宅における排せつの困りごと解決を目指す「いえサポ」とは
居宅ならではの排せつの困りごとを解決すべく、リブドゥコーポレーションでは「いえサポ」という保険外サービスをご提案しています。
「いえサポ」は、施設様で購入されているおむつを、通所や訪問、ショートステイといった居宅向けのサービスを活用して、居宅のご利用者に販売するサービスです。
例えば、介護老人保健施設から在宅復帰された方が併設の通所リハビリを利用する場合、利用日におむつの注文をし、帰りの送迎でおむつを一緒に届けることが可能です。また訪問のサービスやショートステイ時の送迎を活用した方法も考えられます。
「いえサポ」のメリットとしては大きく3つあります。
1.おむつ選びの相談が出来る。
2.自宅におむつが届くため、買い物の手間がはぶける
3.入所中に使用していたおむつが使える
また施設側にとっては利用者様の排せつの困りごとを解決する手段が増えるだけでなく、おむつを販売することによる保険外収益を得られるため、ご利用者・施設双方にとってメリットがあります。
次回は実際に「いえサポ」を導入された施設様をご紹介いたします。
また「いえサポ」のモデルとなった、おむつの宅配事業をされている
介護老人保健施設 せんだんの丘の土井先生のインタビューもぜひご覧ください。
いえサポに関する詳しい問い合わせ先
『いえサポ』サービスについての詳細は
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