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【畠山誠氏コラム】
排便ケアと向き合う〈2/3〉

【畠山誠氏コラム】排便ケアと向き合う〈2/3〉

畠山誠氏コラム〈2/3〉

畠山誠(はたけやままこと)

社会医療法人恵愛会 札幌南1条病院
皮膚・排泄ケア認定看護師

「下剤だけに頼り過ぎない排便ケア」をモットーに「3日に1回は必ず便を出す」というルーチン化した排便ケアの見直しを提唱している。排泄ケアは「病院(施設)の医療・福祉食の通信簿」と捉え、対象者の栄養や日常の姿勢、生活リズムなど生活支援全般を見つめ直す重要性を伝えている。
現場ですぐに実践できる講義内容でありながら、医療・福祉職ともに分かりやすいと全国で人気。

便秘への正しい対処(続き)

 2023年7月に発刊された便通異常症診療ガイドライン(慢性便秘症)には、次のように記載されています。

“便秘は,「本来排泄すべき排便が大腸内に滞ることによる兎糞状便・硬便,排便回数の現象や,糞便を快適に排泄できないことによる過度な努責,残便感,直腸肛門の閉塞感,排便困難感を認める状態」とした。”